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過労死問題

電通社員の過労死問題

 電通社員の過労死が色々と取り上げられてます。若い命が失われた事実は非常に残念で悲しいことです。ちょっと重たい問題で生活の便利さとは違うお題ですが私なりに考えてみたいと思います。

残業時間100時間は多いのか?

私はサラリーマンの生活は非常に短期間のみでしたが新入社員の頃はだいたい朝8時から夜9時半ぐらいまで職場にいました。もちろん新入社員に限らず、他の社員も一律です。で土曜日も朝8時か9時から夕方4時か5時ぐらいまで休日出勤しておりました。月間300時間は超えるような労働時間で残業時間は100時間超ですね。ちなみに残業代は30時間か40時間だったかぐらいしかつけられません。残業代が全てつかないのは、日本の一般的な会社だと思ってます。大きな会社ではありましたが、世に言うブラック企業でした(苦笑)個人的に思うことは、土曜日の出勤が無ければ特に問題は無いのかな?という感じです。まぁ若いときだったので体力的にも充実しておりますので、今はそうはいかないかな?と思いますが・・・。周りに話を聞くと商社などはもっと過酷だったようで血尿が出たなんて話も聞きましたし、100時間程度では体力的な無理は生じないのかな?と考えます。

ただ月に400時間を超える労働時間になると非常にキツイです。数年前たまたまそんな状況になったのですが、ほんと日々体が疲れてました(苦笑)。あれを半年続ければ私も冷静な判断が出来なくなることも考えられますし、死にたいと思うのかもしれません・・・。幸い2ヶ月ちょっとで抜け出せましたので今でも元気です。ちなみにそのときは1ヶ月で8キロ痩せました(ダイエットに最適?)。

人間関係やパワハラ

労働時間よりもこちらのほうが問題なのかな?と感じます。私の会社は立派なブラック企業でしたが直接の先輩に恵まれており日々仕事が終わると晩飯を食べにいく関係で、同じ体育会系のノリでストレスフリーで楽しい生活を送ってましたので働くことに苦痛を感じませんでした。ただ、ブラックな会社ですので上司と言われる方からは理不尽なお叱りを受けたり無茶を言われておりましたが、右から左へ流してました。性格的な問題もあり悩むことなく「そんなもんだ」と割り切ってました(苦笑)。ただ同期の1人は真面目な人間で親元から仕事にも来てたので、仕事が終われば家にまっすぐ帰りコミュニケーションもさほど取らず、上司のお叱りを真に受けてうつ病のような感じで暗くなっていきまして半年で退職してしまいました。その彼は大きな会社に就職して、大きな期待をして入社しましたが、私は現実をネットなどで調べ「たいしたことない会社(ひどい言い方ですみません)」という認識で入った違いもあります。電通などは大変だという話を耳にしたことがありますし、亡くなった彼女は最初からどのような会社か認識せずに入ったのではないか?と考えます。あとは人間関係をうまく構築出来なかったであろう点もあるのではないでしょうか?

まとめ

基本的には上司がフォローできなかった点が非常に残念です。そして彼女自身も「退職する」判断が出来ないくらい追い込まれていたのかもしれませんが、入社する前に現実を知っておく必要性があったのではないでしょうか?

仕事をするために生きている訳ではありません。もちろん仕事をすることも面白かったり、やりがいがあったりしますが生きていくために仕事をしていると冷静に考えることも必要でしょう。規制することも大事ですが個人個人が判断をくだしていくような考え方もしていくべきではないでしょうか?

謹んで故人のご冥福をお祈り申し上げます。